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ツアーナース、イベントナースってどんな求人?求人や時給、仕事内容をまとめてみた

ツアーナースってどんな求人?

ツアーナースイベントナースの求人ってたまに見かけるけど一体どんな仕事なの?

謎に包まれているツアーナースについて、紹介していきます!

ツアーナース・イベントナースを知ろう!

そもそもツアーナースってなに?

ツアーナース・イベントナースってどんな求人なの?

ツアーナースとは、旅行に同行して参加者の看護や体調管理をするというその旅行限りの単発求人です。

イベントナースは、ツアーナースの別名でもあり、様々なイベント時に看護を行う看護師のことを指します。

そのため派遣会社によっては、ツアーナースのことをイベントナースと呼ぶこともあります。

ツアーナースは学校の修学旅行や林間学校、会社の旅行、野球合宿などのスポーツ合宿、日帰りバス旅行、高齢者を対象とした教室やイベントに同行します。

特に遠足やマラソン大会といった各種スポーツ大会、コンサートでは急な病人が出てくることがあり、緊急事態に対応するために、そのような場で看護師を待機させているのです。

あらゆるイベントに需要があります。

一般の旅行の添乗をする仕事もあります。
国内、海外にかかわらず旅行に同行して、ツアー参加者の万が一の事態に備えます。
ただし、旅行の場合は宿泊を伴いますので、行先によっては、2日から1週間前後の拘束期間が生じます。

かつては、3~6月や夏休み、10~11月と季候の良いシーズンに募集が集中していました。

しかし、スノーボードツアーや日帰りバス旅行人気が高まったことで、オールシーズンで募集されるようになりました。

最近の求人倍増が後押しし、ツアーナースは注目を浴び始めている働き方です。

都心部の看護師さんでも参加できる日帰りや短期の旅行も増えています。

仕事とはいえ、お金を稼ぎながら観光地や旅行気分を楽しめます。

求人を出しているのは単発や短期派遣の看護師を募集している転職サイトがほとんどです。

point02大人気求人なのですぐに締め切りになってしまうため、常に求人情報をチェックしておく必要があります。

ツアーナースの時給ってどれくらい?

ツアーナースの時給は?

ツアーナースは時給制よりも日給制や1回の同行でいくら、といった形で給与が決められている場合がほとんどです。

そのため、日帰りか宿泊かといったところでも日給は変わってきます

日帰りの旅行の場合は、1日 13,000円が相場になります。

そして、宿泊込みの場合は、1日 15,000円が相場です。

3泊4日の修学旅行に添乗した場合、15,000円×3.5日=52,500円となります。
※金額や計算方法はあくまで一例です。

基本的には、交通費支給、飲食代込みのことが多いです。

そのためツアーナースとして同行するのにお金がかかることはほとんどありません。

ただし、宿泊ありのツアーに参加の場合、事前に集合して研修会が行われます。

研修の時間や交通費は無給、といったこともあるようです。

前日までに研修会がない場合は、出発日の早朝に説明を受けます。

ツアーナースの仕事内容を詳しく知りたい!

ツアーナースの仕事内容

主に旅行者の健康管理やケガの治療、投薬の管理などを行います。

特に多い処置はケガの治療や応急手当。

不十分な医療器具での手当、屋外での応急処置、という難易度の高い救急医療となります。

体調不良を起こした旅行者の看護も行います。

時には熱を出した人がいて24時間看病をすることもあるでしょう。

そのほか投薬の管理、持病把握のためのカルテ作成、高齢者の旅行であればバイタルチェックも行います。

旅行先で緊急搬送になった場合の搬送先も確認しておくと良いでしょう。

看護師配置は少人数制のため、基礎的な看護スキルは必要です。

医師のいない環境が多く、看護師の判断が重要になります。

救急医療の経験を持つ看護師や経験豊富なベテラン看護師の需要が高いようです。

ツアーナースで同行している間もナース服は着るの?

ナースと言ってもツアーナースではナース服は着ません。

ツアーに同行するお仕事になるのでツアーのお客様と同じ服装が基本的です。

カルテの作成や健康管理などツアーナースとしてのお仕事はあるものの、なにもトラブルがなければ、ナース服を着ないで私服で同行できるので、ツアーナースは旅行が好きな方には、とても人気がある働き方のようです。

ツアーナースの勤務形態はどれになるの?労働時間は長い?

ツアーナースの勤務形態

勤務形態は派遣や単発バイトといった働き方がほとんどです。

そのため、転職サイトや派遣会社からツアーナースとして単発でアルバイトができます。

勤務時間はツアー出発日の朝から最終日までとなります。

合宿など泊りの場合は早朝から夜の就寝時間まで勤務が続くと考えてよいでしょう。

宿泊日の勤務時間は目安として7時~21時です。

体調を崩した人がいる場合は24時間勤務になる可能性があります。

ただ、看護師が数人いるとき、ペア方式の勤務のとき等であれば、交代勤務が可能です。

ツアーの状況次第では、勤務時間が長くなることもありますので、体力が必要となります。

勤務時間が長くなる可能性のある一方で、勤務中といっても仕事や看護をすることがない旅行もあるのがツアーナース。

中には普通の旅行に参加しているだけのときもあります。

ツアーの規模や年齢層によって、勤務時間や忙しさは大きく変わります。

ツアーナースとして役立つ認定制度があります。

日本旅行医学会では医師や看護師、添乗員を対象として正しい知識を身に付け旅行者の安全を確保するために認定制度を設けてセミナーを行っています。

セミナーを受けることで単位を取得できるのでそこで新しい知識を得ることができます。

セミナーの内容としては過去に
● 飛行機の中の旅行医学
● 帰国者の旅行医学 発熱・下痢の対処
● 一般ツアーでの高山病
● ダイビングの旅行医学、旅行前・登山前
検診の旅行医学

などが行われています。

知識として確認しておくのもいいでしょう。

実際にツアーナースとして行った人の口コミまとめ

ツアーナース体験談

続いてはツアーナースとして参加された先輩ナースの口コミを3つ集めてみました。

実際の現場はどうだったのか、生の声を聴いてみましょう!

口コミ1:【子供会のキャンプに参加】

62513242デイサービスや訪問看護の仕事の合間を縫ってツアーナースに参加しています。
旅行気分になれるし、子供たちと関わることもできるのでとても楽しい仕事です。看護業務のほとんどがケガややけどの処置なので、応急処置力が必要です。
夏のキャンプは虫刺され処置ばかりでした。しかし、急な事故が起こることもあるので判断能力も問われます。
子供が無茶して骨折したときには、症状を確認して近くの救急病院への搬送に同行しました。不測の事態が起きた時には、慌てずに医師に見せるべきか冷静な判断が重要です。
医師不在のツアーが多く、看護師の判断で医療行為が行われるという責任が重い仕事でもあります。
ある程度の看護師経験がある方向けだと思いますね。

口コミ2:【高校生の修学旅行で沖縄に同行】

62513242海でボートや船に乗ったため、船酔いの生徒に酔い止め薬を飲ませたり、頭痛を訴える生徒に頭痛薬を渡すのが主な仕事でした。
現地の方も船酔い対策や看病用の毛布などを用意してくれていましたので看護しやすかったですね。その他には日差しが強くて日焼けの処置をする程度でした。
旅行者が高校生なのでトラブルも少なく終えることができましたね。私は沖縄に行ったのが初めてだったので、仕事であることを忘れて観光気分になってしまうことも。(笑)
高校生の修学旅行はケガも少なく、小中学生に比べると割と楽なツアーだったと思います。
交通費は会社負担だったのでお金がもらえて旅行に行くことができたので、ぜひまた参加したいです。

口コミ3:【夏休みに小学校の林間学校へ(3泊4日)】

62513242出発前日の事前打ち合わせにて、喘息持ちの生徒や学校を休みがちな生徒など数人の対処法や注意事項の説明が2時間ほどありました。
当日は先生から内服薬を預かり、生徒の体調(いつもと調子が違う子がいないかなど)を共有しました。林間学校では擦り傷や切り傷のほか、緊張から腹痛や不眠を起こす生徒もいました。
看護師の人数が多かったので、夜間は交代で生徒たちを見ていましたね。
以前も参加経験のある看護師さんに聞いたところ、昨年は看護師の数が少なくて不眠不休だったそうです。いつもと違った環境から体調を崩す子もいます。
元気のなさそうな子には声掛けをするなどの気配りで未然に防ぐのも看護師の仕事。
最終日には子供たちと仲良くなってお話をしながら食事をすることもできました。
ツアーナースは思い出作りにもすごくいいお仕事ですよ。調査の結果、どの体験談も「楽しくてよい経験になった」という意見がほとんどでした。
ただし、旅行者やツアーの内容によって仕事内容が異なることや、不測の事態などの対応が難しかったといった声も。
医師のいない場所での看護となるので、緊張感のある仕事といった一面もあります。

口コミから分かったツアーナースの傾向と特徴

様々な口コミからツアーナースの傾向や特徴をまとめました。

ぜひ、今後のツアーナース探しの参考にしてみてくださいね!

  • 小学校の修学旅行は日程が短く、あまり稼げないことが多い
  • 高校生など旅行者の年齢が上がるとケガやトラブルが少ないので楽な傾向がある
  • 高齢者の旅行の場合はツアードクターも参加していることがある
  • 国内のツアーナースがほとんどだが、まれに海外のツアーナースもある
  • 参加者は看護師経験(特に救急や応急処置の経験)がある方がよい
  • 体力は必要(旅行運が悪いと寝られないこともある)
  • ツアーナースの参加者は20代のほか、ベテランの40~50代の参加率が高い
  • 働きが良いと次回も参加してほしいとお声がかかることもある

ツアーナースに参加する方は未婚で時間に余裕のある20代の看護師さんが多いようです。

派遣に登録し、常勤との掛け持ちをして気分転換できるお仕事として、利用されています。

対照的に子育てを終えた40~50代のベテラン看護師さんにも人気の職種です。

ツアーナースまとめ

ツアーナースは単発の派遣看護師として入ることができます。

空いている日に単発で仕事ができるのでWワーク(ダブルワーク)としても注目されています。

仕事内容は様々で、応急処置や健康管理など幅広い業務が求められます。

医療機器が不十分の屋外で不測の事態が起きることもあるので、看護師判断が重要になるといった責任重大な仕事でもあります。

旅行者の年齢層によって仕事内容や忙しさが変わってくるので、少々当たり外れのあるお仕事と言えるでしょう。

しかし、いつもは常勤看護師として働く若手ナースからベテラン看護師までと幅広い看護師層に人気があります。

そのため求人倍率も高く、なかなかツアーナースの仕事が見つからないと言ったお話もあります。

また、多くの方が仕事探しで活用しているハローワークには、まず掲載されていないのでなおさら見つけにくのです。

一般的な看護師の転職サイトにも掲載されることも少ないので、

ツアーナースに参加するには事前にツアーナース求人の多い転職サイトや派遣に登録しておくことが大切です。

非公開情報での求人募集も多いため、登録しておくことでお声がかかってくる可能性が高まりますよ!

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