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ツアーナースに向いてる看護師とは?おすすめできる看護師とできない看護師

ツアーナースは初めて行く現地でも臨機応変に対応できる対応力が不可欠!

応急処置や救急医療、臨床経験など、ある程度の看護技術は必要ですよね。

でも実は健康管理や服薬管理、病気予防ケアもツアーナースの重要な業務の一環。

体調不良の人がいないか目配りをするなど常に気を配っていないといけません。

看護技術以外にも様々な適性を求められるツアーナース

そんなツアーナースに向いている看護師さんはどんな人なのか紹介します!

ツアーナースに向いてる看護師ってどんな人?

こんな看護師さんにおすすめ!向いてる特徴4選!

ツアーナースに求められる人物像や向いている特徴を厳選しました。

この中で当てはまるものがあれば、ぜひツアーナースとして参加してみることをおすすめします!

1・忙しい職場で機転がきく、自分の役割を理解している人

ツアーナースは突然のハプニングでのケガや病気など、何が起こるか分からない現場です。

いつもと違った場所で不測の事態が起きたときでも即座に機転をきかせて行動ができる、そんな看護師が求められます。

医療器具の整った病院とは違い、屋外での緊急看護になることも。

上司や同僚もおらず、看護師が他にいないことや医師が常駐していないこともあります。

時には病院勤務時以上に看護に対する責任や判断が迫られる場面も訪れます。

状況に応じて最善の看護や行動ができるような、自分の役割や立場をわきまえて行動できる看護師が求められています。

2・独身で時間に融通がきく看護師

ツアーナースは日程や時間をこちらで設定するといったことができません。

決められた勤務を希望して参加するので、時間に余裕のある方向けになります。

泊まりで遠方に行く仕事が多いため、独身の方や非常勤で時間に融通がきく方が勤務に入りやすいと言えます。

3・旅行などが好きな人

ツアーと言うだけのことはあり、いつもと違った土地に行くことばかり。
慣れない環境に身を置くのは旅行者もツアーナースも同じです。

旅行が好きな方であれば新しい環境にストレスを感じることなく働けるでしょう。

出先の状況や病院の下調べ、旅行準備を余念なく行うなどの事前準備も必要です。

このようなことから、旅行慣れしている方や旅行好きな方にはとてもおすすめの仕事です。

4・人と積極的に話すのが好きな看護師

病院勤務の場合、診療科によっては人と関わることがあまりなかったという看護師さんもたくさんいますよね。

しかし、ツアーナースは初対面の人たちと集団で旅行するため、多くの人と関わらざるをえないお仕事です。

そのためコミュニケーション能力が求められます。

修学旅行では体調不良の子や服薬している子を気にかけて積極的に話しかけをしなければなりません。

高齢者のツアーでは朝のバイタルチェックを行うなど、皆とお話する機会があります。

さらに初対面である旅行者が、気兼ねなく看護師に相談できる環境作りをしなければなりません。

初対面の人たちと会話をすることが苦痛にならない方、積極的に声かけができるような看護師さん向きです。

おすすめできない看護師さん

一方、ツアーナース向きでない看護師とはどのような人でしょうか?
その特徴を3つご紹介します。

1・ブランク明けすぐの復職看護師、ママさん看護師

ツアーナースは少人数制のことが多く、ツアーによっては自分一人しか配置されないといったこともあります。

起きた症状に対してすべての処置を一人で行わなくてはならないのがツアーナースの大変なところ。

そこに復職してすぐの看護師が救急医療や応急処置を行うのはリスクが高すぎます。

また、他に看護師が共に配置していても、素早く動ける身軽な看護ができる必要があります。

それだけ現役のような動きや看護能力が求められる場でもあります。

ブランク明けはまず看護師が多い環境に入り、看護業務を思い出してから参加されることをおすすめします。

2・既婚者の看護師

遠方に旅行に行くことが前提での募集となるので、そのほとんどが泊まり案件となります。

そのため、小さなお子さんがいる方や家庭持ちの方には難しいでしょう。

日帰りの案件もありますが募集も少なく倍率が高いなどの問題があります。

参加している看護師も独身の方や子育て終わりで時間に余裕のある方がほとんどです。

3・人見知りな性格の看護師

おすすめ看護師の4でもありましたが、ツアーナースは多くの初対面の人たちと旅行に行く仕事です。

看護師としてケアや健康管理、病気への注意喚起を積極的に行わなければなりません。

自分から旅行者に関わる必要がありますので、人見知りな看護師さんには向かないでしょう。

ツアーナースに参加しよう!求人別にみる必須スキルや注意点は?

ここまで読んで

やっぱりツアーナースとして参加したい!

と思われたあなたに、さらに詳しくツアーナースになるための必須スキルをご紹介します。

求人内容によって必要な技術や能力、注意点は異なりますので、ここは求人別に見ていきましょう。

海外添乗員

海外のツアーナースに参加する場合は日常会話程度の英語力や現地の会話力が必要になります。

もちろん、日本と海外では救急時の対応や医療事情、衛生状況が大きく変わります。

救急車の呼び方やその国で流行している病気などを確認しておかなければなりません。

海外添乗員の場合は必ず事前勉強会がありますので、そこで疑問に思うことは前もって解決しておきましょう。

海外添乗員の日給は国内添乗員の平均日給(1日13,000円)よりも多くもらうことができます。

しかし、その分難易度も高く、スキルも求められます。

ツアーナース経験がない方は、一度国内での経験を積んでから行くと良いでしょう。

国内添乗員

国内旅行添乗員の場合、英語力は不要ですがコミュニケーション能力や判断力、そして看護スキルは必須です。

まずは、旅行客の年齢層によって柔軟に対応し、コミュニケーションをとることが重要。

集団生活となるので、その場に馴染めるように旅行客と接する必要があります。

高齢者向けの旅行の場合は持病の服薬管理やバイタルチェックなども主な仕事です。

健康チェックを行うため、マメに仕事をできる能力がある方におすすめです。

国内旅行の場合は添乗医師がついていないことも多くなります。

その場にいる看護師の判断が状況や症状を左右してしまうこともあるので、適切な処置と対応を行わなければなりません。

事前に旅行者がどの年齢層なのかを聞いて、起きやすい事故や処置をイメージしておけば万全です!

臨床経験や救急医療、基礎的な看護スキルを復習してから参加しましょう。

スポーツ合宿

スポーツ合宿はケガや骨折、熱中症が起こりやすい現場です。

応急手当や救急搬送時の病院の場所などは事前に知っておくと良いでしょう。

ケガをした後も合宿中にスポーツができるかどうかの判断は看護師が行うこともあります。

外科や形成外科に勤めていた方にとても向いている求人です。

修学旅行

一番求人が多いのが修学旅行です。

日給は13,000円前後で、宿泊数は1泊~1週間までと学校によって異なります。

修学旅行の場合は同行する年齢にもよりますが、基本は事故やハプニングによるケガ、熱中症や発熱、車酔いなどの処置が多くなります。

中には喘息持ちの子や身体が弱い子もいるので、子供たちに目配り・気配りができる人が向いています。先生と情報共有する機会も多いので、コミュニケーション能力は必須です。

1クラスつき1人の看護師がつくことが多いので、基礎的な看護師スキルは必ず身につけておく必要があります。

修学旅行ということで子供たちも緊張しているため、急な発熱や不眠症になってしまう子供もいます。

そのときは24時間体制になることもありますので、体力のある看護師さん向けです。

そしてなにより子供たちとの関わり合いになるので、子供好きな方におすすめの求人ですよ。