看護師の派遣の時給や給料はどれぐらい!分かりやすく解説
看護師の時給は2,000円から3,000円であることが多いです。
派遣の看護師であっても、この水準の時給であることが多くなりました。
派遣のニーズが増えてきており、待遇を大幅に改善している職場が増えてきている証拠でもあります。
時給と日給どっちがお得?
看護師の時給というのは、比較的高い傾向がありますが、時給が高ければ給料が増えるということではありません。
派遣の場合、給料は、時給×時間となります。これは当然です。
しかし、一日に一定の時間以上仕事ができるかどうかというのは、微妙なところがあります。
派遣の場合、一日に2時間程度しか仕事ができないというケースもあります。
それゆえに育児等の事情を持っていても、仕事をすることが可能になるのですが、時給は高いが、給料自体は大したことないという状況も当然あり得ます。
このような状況を作りたくない場合には、一日にどの程度の時間仕事をしていけるのかを明確にしてもらう必要があります。
また、同時に仕事日数についても確認をする必要が出てくるでしょう。
まとまった日数、あるいは時間仕事をしていける状況であると、時給ではなく日給で仕事をしていける場合もあります。
時給と日給の大きな違いは、時給は時間ごとですが、日給は日数ごとになります。
日給の場合、一日の仕事の時間が少なくなったとしても日給をそのままもらえる可能性があります。
時間の血長さに関わらず、一定の給料をもらえることが大きな強みとなります。(仕事時間が延長していれば残業代をもらうことができるでしょう)
時給と日給は、仕事をしている時間が、同じな場合それほど大きな違いは出てきません。
しかし、仕事の状況によっては圧倒的に日給のほうがお得ということもあります。
時給が同じでも、総合的な給料に大きな差がある場合には、仕事をしている時間の他、日給が時給かが大きく影響していると言えるでしょう。
看護師派遣は時給計算?日給計算?
派遣の看護師の給与体系で時給制なのか日給制なのかというのは仕事内容等によって大きく変わってきます。
一方で夜勤等を必要とする拘束時間が長めの仕事は日給であることが多いです。ツアーナースなど単発での仕事は比較的日給が多いです。また夜勤の仕事だけと言う場合も日給が多いです。
しかし、上記の例に当てはまらない仕事形態も当然あるので、時給が良い日給が良いというこだわりがあるのであれば、しっかりと情報を確認することが必要です。
また勤務状態、勤務形態によっては、時給が日給かを相談して決めていくこともできるでしょう。
日給から時給にしていく場合はそれほど難しくないのですが、時給から日給にしていこうとする場合、スムーズに行かないことや、仕事をしていく際に条件を増やされていくこともあるので、しっかりと話し合うことが必要です。
時給のほうは自分の都合を優先して、柔軟に仕事をしていくことが比較的やりやすいメリットがあり、日給のほうは安定して稼ぎやすいというメリットがあります。
ただ、メリットに大きな差が出てしまうほどのものではないので、勤務条件等で気に入った職場があるのであれば、時給や日給かはそれほど気にする必要もないと考えることもできます。
派遣とバイト 時給はどっちが高い?
看護師の派遣とバイトでは、どちらのほうが待遇が良いかですが、これは派遣のほうが良いことが多いです。
アルバイトの場合職場によってはこのあたりがあやふやになってしまうこともあり、仕事をしっかりしているのに、それが給料に反映されないということもあります。
それゆえに時給という意味で見ていくと、派遣のほうがメリットが大きいケースが多いことになります。
看護師派遣先を時給で選ぶときの目安と口コミ
看護師派遣を時給で選ぶ際には、時給2,000円というのが1つの目安になります。
看護師派遣の時給は一般的な派遣に比べてとても高い傾向があり、仕事内容によっては2,000円を越えていくこともあります。
時給は単純に給料ということだけではなく、仕事としての難易度を測っていく上で、重要な指標になります。
- 2,000円未満 ⇒ 比較的だれでもできる業務内容であることが多い
- 2,000円以上 ⇒ 特別なスキルが求められることが多い
仕事を選ぶ際に、上記を意識しておくと良いでしょう。
時給よりも条件を優先したほうが良いという口コミ
私は最初、看護師の派遣求人を見つけていく際に、時給ばかり優先していました。高い時給の案件を探そうとすれば、はっきり言っていくらでも探していくことはできます。
それくらい看護師の派遣というのは多くなってきています。
ですが、探している途中で気づいたのですが、時給の高い仕事については、条件が厳しく、採用されたとしても、仕事的にきついなと思うようなものばかりでした。
看護師以外のスキルが求められることも多くあり、派遣として気軽にやっていこうとする人にとっては適切ではないケースが多いです。
時給もある程度大切ですが、条件のほうが最終的には大切になると思います。
時給があまり高くないけれど、シフト調整が楽だったり、勤務時間に応用を利かせたりすることができる仕事場というのは、長期的に仕事をしていく上でとても大切な条件になります。
今やっている派遣の業務も時給はそれほど良くありませんが、条件が良いものになっています。
シングルマザー看護師に聞く、必要最低時給は?
看護師としての最低時給と言うのは、職場によって変わってきますが、最低限これくらいはあってほしいという時給であれば1,500円と言えるでしょう。
1,500円というのは一般の派遣、アルバイトであると、少し高めの設定ではありますが、一般的なアルバイト等でも不可能な数字ではありません。
看護師であると、この数字以上になっていることは普通となりますが、場合によってこの1,500円近い時給になることもあるでしょう。
しかし、最低でもこの額でないとなかなか看護師として仕事を続けていくことは難しくなります。
1,000円前後である場合、看護師というよりも事務的な仕事内容になってくることが多いです。
看護師と一言で言っても業務内容は多彩であり、現場に出て、最前線で仕事をするばかりが、看護師の業務ではないということです。
また時給1500円と1,000円では、8時間仕事をした場合、4,000円の違いが出てくることになり、時給2,000円と時給1,000円では8,000円の違いが出てくることになり、半日から1日分の給料の違いが出てきてしまうことになります。
これは長期的に仕事をしていけば、していくほど大きな違いになります。
基本的に看護師であれば、1,500円以上は期待できます。
それゆえに、よほどの事情がないかぎり、この数値を下回ってしまう求人に応募はしないほうが良いでしょう。
できれば2,000円前後の求人案件を探していくと良いです。
(ただブランク等で看護師補助の仕事をしていきたいという場合は、時給1,000円前後の仕事が多くなる可能性が多いです)
看護師派遣の時給がUPすることってあり得る?
派遣で看護師の仕事をしていく際に、時給は大切ですが、この時給が上がっていくことがあるのかという疑問を持っている人はいることでしょう。
時給が上がっていく可能性はありますがあまり期待できないことが多いです。
派遣の場合、最初の時給からあがるというよりも、仕事の量や時間帯を変えて稼いでいく人が多いでしょう。
また休日仕事をしていく場合は、時給がアップをしていくというケースもあるので、仕事の仕方を多彩にしていくことで給料アップを図っていくことが多くなります。
時給そのものをアップさせていくということは、それほど多くないようですが、全く期待できないということではありません。
当然派遣会社等と相談をして、時給を上げていくことが可能になる場合はあります。ただ「あまり期待できない」ということになります。
派遣の看護師は最初から時給が比較的高い傾向がありますが、その反面給料が上がりにくいというデメリットを持っていると言えるでしょう(ただ実はこれは、派遣だけに言えることではなく「看護師業界全体」に言えることになります。看護師自体が給料の上がりにくい職業であり、それゆえに最初の給料、初任給がとても大切になります)
業務時間が短い、仕事をする日数が少ない状況で、時給を上げていける可能性はより低くなります。
ある程度仕事をして、ある程度高頻度でシフトを入れておかないと、時給アップへの道は遠くなってしまいます。
短期(単発)バイトと長期バイト どっちが時給はいいの?違いは?
短期バイトと長期バイトではどちらのほうが稼げるのかということですが、現状そこまで大きな差はありません。
気持ち的には短期バイトのほうが短期な分稼ぎは大きくなるのではと思ってしまうかもしれませんが、そのようなことはありません。
短期は仕事が短期で終わるので、自分が思っていた仕事とは違っても終わりがすぐ見えるので、デメリットはそこまでありません。
反面良い現場であっても仕事は短期で終わってしまうので、これがデメリットになることはあります。
長期バイトは、長期的に稼いでいけるため、給料面でいうと長期バイトのほうがメリットが大きくなることは多いです。
しかし、思っていた職場とは違うという場合、辞めていくのは少し大変になることが多く、場合によっては指定された期間仕事を続けていくことが義務付けられている場合もあります。
給料面による違いというよりも、仕事をしていく際の自分の気持ち、メリット、デメリットの違いの方が大きいと考えておいたほうが良いです。
単発でまず仕事をしてみて、雰囲気が気に入ったら、別途長期バイトで応募をして仕事をしていくという方法もあるでしょう。
これであると職場としても、顔見知りが長期的に仕事をしてくれることになるので採用しやすいケースも多いです。
給料をより大きくしていきたい場合には、圧倒的に長期バイトのほうが有利です。
短期バイトで時給を上げていける可能性は非常に低いです。
というよりも、時給アップを想定して短期バイトを採用する職場は、それほど多くないでしょう。
看護師の場合はよりこの傾向が強いです。
長期バイトであればある程度の期間仕事をすれば、時給を上げていける可能性はあります。
時給をより高めていきたいのであれば時給バイトを率先して検討していったほうおが良いでしょう。
派遣でもボーナスってでるの?
結論から言ってしまうと、派遣がボーナスをもらうことは非常に難しいです。
場合によってはボーナスがあるかもしれませんが、基本的には期待できないと考えておく必要があります。
看護師の派遣として病院で仕事をしていく場合、勘違いしてしまいやすいのは、その病院と雇用関係を結んでいるわけではないという点です。
雇用関係を結んでいるのは派遣元になっている会社であり、この会社から給料をもらっていくことになります。
そのため病院でボーナスを用意していると言っても、これは雇用されている人員だけであり、派遣の人は対象外になることが多いです。
この点について、派遣で仕事をしている人は勘違いをしてしまっていることがあるので大きな注意が必要です。
派遣会社と病院との契約によっては、病院側が気持ち程度に派遣会社にボーナスを渡していくこともあるかもしれません。
しかし、この金額に期待をすることは、してはいけないでしょう。
基本もらえないものとして考えておき、もらえたとしてもそれはあくまでも「気持ち」程度なものになります。
ボーナスを期待していきたいと思う場合には、派遣ではなく「正社員」として仕事をしていくのが一番です。
正社員と派遣の給料面で差が出るのはボーナスの差だといってもいいくらいです。
※派遣という仕事スタイル自体、給料を期待する働き方というよりも、自分の時間を有効活用して仕事をしていくスタイルになるため、給料を期待していきたいのであれば、派遣ではない仕事スタイルのほうがメリットが大きくなるということは意識をしておきたいものです。
幸い医療関係の仕事はボーナスがある職場が多いので、正社員として仕事をしていくことができれば金額の差はあれど、ボーナスを受け取っていける可能性はあります。
准看と正看の派遣 時給の差はどれくらい?
准看護師と正看護師というのは、同じ看護師という名称がついていても、その立場というのは大きく違ってくることになります。
准看護師というのはかつて女性が進学をすることができない時代に、高学歴が必要となる看護師の代わりができるようにと用意された資格ということになります。
現在では、看護師未満の看護師というような見方が強く、看護師の助手という考え方が強いです。
また資格的にも違いがあり、看護師は国家資格となりますが、准看護師は都道府県から与えられる資格になります。
(准看護師から看護師になることもでき、准看護師の人の多くは看護師にスキルアップ、ステップアップしていくことになります)
ただ、業務をしていく上で准看護師と看護師に大きな差、明確な差が出てきてしまうことは少ないようであり、一般の人から見れば、資格の差を意識するということがない場合も多いです。
(しかし立場上は明確に違い、准看護師は医師、看護師からの指示あっての業務となります)
この正看護師と准看護師では当然待遇も違ってきます。
派遣として仕事をしていく場合、准看護師と正看護師の時給というのは500円前後の違いが出てきてしまうことが多いです。
正看護師の時給が高いところであれば、一般的に准看護師の時給も高くなりますが、低い場所であると、准看護師の時給は一般のアルバイトの時給と大きく変わらなくなってしまうこともあります。
(准看護師と正看護師では、長期的に見ていくと、給料に大きな差が出てくることは少なくありません。
現代の価値観においては、准看護師のまま仕事をしていくよりも看護師になってしまったほうがメリットは大きくあると言えるでしょう。)
准看護師と正看護師は立場が明確に違うので同じ様な業務をさせられ、その反面給料に反映されないという場合には、しっかりと職場の人と話し合っていく必要があります。
派遣であれば派遣会社にしっかりと相談をすることで対処をしていくことができるでしょう。
参考サイト:失敗しない看護師転職.jp 求人サイトの歩き方から高収入求人まで (xn--n8jub3ct96vdhfw2lrh5am0pcuwb0h.jp)