派遣看護師は使えない!?仕事ができる派遣ナースなるための5つのポイントと知っておくべき注意点
看護師が働く際、病院や診療所などの医療機関で直接雇用されて働くことが働き方の主流でしたが、最近では派遣会社から一般的な企業で働く派遣社員のように、派遣会社から派遣され派遣看護師(派遣ナース)として働く方も増えてきました。
派遣看護師として働くということは、派遣先からは「即戦力」として期待されています。そのため、派遣された派遣看護師は仕事ができないと使えないと判断されるプレッシャーがあります。
これから派遣看護師を始めようとお考えの看護師の方、すでに派遣看護師として働いているけど、使えない派遣看護師ではなく、できる派遣ナースになりたいと思っている方に向けて、最低限押さえておくべきポイントや知っておくべき注意点などをご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。
使えない派遣看護師から仕事ができるための5つのポイント
慣れていない派遣看護師など仕事が遅いと常勤看護師からイライラされ使えないと思われることもあると思います。
人の命を預かる医療現場は忙しく、常勤・派遣問わず看護師のスピーディーな対応が求められます。
ここでは、使えない派遣看護師と思われないため、仕事ができる派遣看護に必要な5つのポイントを解説していきます。
1. 迅速で正確に対処できる
看護師の仕事は「診療や治療の補助」「病気や怪我のため不自由な生活を送る患者さんの看護」など多岐に渡ります。
仕事ができる看護師は「業務を進めるために成果を最短で出す」「効率よく業務を進める」など常に最善の選択をするために考えて行動しているので、判断が必要な時に迅速に決断することができます。
また、判断する際には、業務を進める上で起こりうるリスクやメリット・デメリットを瞬時に考えて行動しています。
2. 主体性をもって行動する
受け身の行動ではなく、主体的に行動することもできる看護師のポイントです。
仕事ができる看護師は「成果を最短で出すために」「効率的かつ生産性を高くするために」という考えをもっているため、主体的に行動ができています。
指示通りに行動するのではなく、自分で考えて判断し適切な報連相を徹底しています。
3. コミュニケーション能力が高い
仕事ができる看護師は高いコミュニケーション能力をもっています。
患者さん、先輩看護師や同僚など相手の意見を傾聴し、相手からの正しい要望を汲み取って聞いているほかに、自分の考えを分かりやすく言語化して相手に伝えようとしています。
特に患者さんとのコミュニケーションは非常に大切で、気持ちを理解し患者さんに寄り添うことで信頼関係を築いていくことを忘れないようにしておきましょう。
また、医師や看護師、ほかのスタッフと適切なコミュニケーションを取ることで、看護師としての業務がスムーズに進めることができます。
そういったチームワークを重んじ、協調性をもって協力する姿勢ができる看護師として必要なポイントの一つです。
4. ストレスの向き合い方が上手い
仕事ができる看護師は、職場でのストレスを溜めておかず、適度にストレス発散をして業務に対するモチベーションを維持しています。
ストレスからくる「体調不良」や「精神的な不安」などにならないように「運動」「食事」「趣味」などの自分なりのストレス解消法を仕事ができる看護師はもっています。
仕事の緊張状態を常に持ち続けるのではなく、適切にオン・オフの切り替えをして、笑顔で患者さんや職場のスタッフと信頼関係を築いて業務を進めていきましょう。
5. 仕事への情熱
仕事ができる看護師は、仕事への情熱を常にもっています。やる気がないとすべてのことが上手くいきません。
患者さんの命を預かる重要な仕事を担っている看護師は、この仕事への情熱を持ち続けることで、仕事ができる看護師へとレベルアップしていきます。
できない派遣看護師にならないための注意点
ここでは、派遣看護師(派遣ナース)として仕事ができない看護師にならないために、注意する点をご紹介します。自身の仕事を振り返ってみて当てはまる項目があるか、確認しながらご覧ください。
1. 指示されたことしか行動できない
仕事ができない派遣看護師は、状況に応じて臨機応変に対応したり、判断することが苦手な人が多いです。看護の現場では想定外の状況になることも多いです。特に派遣看護師には「即戦力」として期待されているため、主体性をもって判断し行動することを求められます。
2. 優先順位をつけて仕事ができない
できない派遣看護師の特徴として優先順位をつけて業務に取り組めていませんが、できる派遣看護師は、緊急性が高い業務や時間が決められていない緊急性や重要度の低い業務などを判断して業務の優先順位を明確にして行動しています。
スケジュールを組んだり段取り組んで物事を進めることが苦手な方が多いです。逆算して業務に取り組むことで改善できますので、日々取り組んでいきましょう。
3. 報連相ができない
できない派遣看護師は、仕事に忙殺されると報連相を怠ってしまいがちになります。看護師の仕事はチームワークで成り立ってます。報連相を怠ることで、事故未遂や重大な事故など医療ミスにつながりかねません。
不慣れで視野が狭くなったり、忙殺され焦ったり、仕事に慣れてしまい注意不足になってしまったりすることで、報連相を怠ってしまいます。
周囲のスタッフに迅速な報連相をすることで、どのように対応すべきか解決策を出し合って、しっかりとした業務を進めることができます。
4. ネガティブな言動が多い
仕事ができない派遣看護師は、言い訳ばかりが多く問題を先送りにして進歩がありません。また、ネガティブな言葉が多く周囲のモチベーション低下につながり悪影響を及ぼします。
派遣看護師は使えない!?仕事ができる派遣ナースなるための5つのポイントと知っておくべき注意点のまとめ
使えない派遣看護師(派遣ナース)の注意点として大きく4つの特徴があります。
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指示されたことしか行動できない
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優先順位をつけて仕事ができない
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報連相ができない
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ネガティブな言動が多い
使えない派遣看護師(派遣ナース)から、できる派遣看護師(派遣ナース)になるためには、
- 迅速で正確に対処できる
- 主体性をもって行動する
- コミュニケーション能力が高い
- ストレスの向き合い方が上手い
- 仕事への情熱
上記の5つのポイントを意識して実践していきましょう。
「できない・使えない派遣看護師(派遣ナース)」と考えずにポジティブに仕事に取り組んでみましょう。