看護師健診派遣について仕事内容と検査項目とは!? | 人間ドックや巡回健診についてまとめてみました
【健診派遣の種類】
「健診」の中には、色々な職場が存在します。
それぞれ同じ健診のお仕事でも、少しずつ違いや特徴があります。
①人間ドック
人間ドックは、自由診療(保険適用外)で行われているため、患者さんというよりは、お客様というイメージの強い職場となっており、快適な環境とゆったりとした診療の介助を求められています。
②特定健診・特定保険指導
2008年4月より始まった40~74歳までの公的医療保険加入者全員を対象とした保険制度です。
一般的には「メタボ健診」といわれています。
類似したもので「生活習慣病の予防健診」という名称で呼ばれているものもあります。
③行政指導による健診
VDT作業・騒音・腰痛といった業務内容が、原因で健康を脅かすことが分かっているものに関しての健康診断です。
更に、健診によっては、健診センターといった施設で行われるものと、巡回健診という健診車で行われるものがあります。
【仕事内容と検査項目】
検査項目によって、仕事内容も色々です。
採血
身体計測(身長・体重・腹囲・BMI)
血圧測定
視力・聴力検査
胸部レントゲン
心電図
エコー
尿検査
内視鏡
CT・MRI
PET
婦人科検査
これらのうち、看護師の派遣でよくある仕事内容は「採血」です。
そして最近、少しずつ求人が増えているのが「内視鏡介助」です。
その他、視力・聴力検査・血圧測定・心電図もありますが、場所によっては臨床検査技師の仕事となっている場合もあるようです。
人間ドックやがん検診といったものでは、1人に必要な検査を丁寧に説明しながらというものもありますので、自分にあった働き方を選択できるでしょう。
即戦力とはいっても、派遣です。
雇い側も、初めから完全に信用してくれるということも実際にはないようです。
採血をすると思って出向いても、初めは簡単な業務から任せられ、様子をみてからという場合もあるようです。
最後に、巡回健診とよばれるものがあります。
これに関しては、朝が早いことと、検査介助というメインのお仕事のほかに準備から片付けといった雑用も仕事の1つとしてあります。
健診の中では、やや忙しい部類のものといわれています。