1. ホーム
  2. 看護師派遣の働き方
  3. ≫准看護師の派遣がワカルページ※准看護師は派遣できるの?

准看護師の派遣がワカルページ※准看護師は派遣できるの?

2199

准看護師とは?

国家資格である正看護師に対して、都道府県資格である准看護師。

しかし、現場では働く内容に違いはないですし、同じ「看護師」です。

それでも時代の流れにより、准看護師の養成は廃止傾向となっています。

しかし、診療所やクリニックでは、准看護師がいなくなることで人手不足になることは確実であり、今も歓迎しているところはたくさんあります。

しかしながら、診療報酬の関係で大きな病院では、現在ほとんど正看護師の雇用のみとなっているという傾向もあります。

准看護師は、技術的には正看護師よりもより経験があることから高いと評価されています。
経験をつみ、より雇用条件のよいところにお勤めしたい、もっとキャリアアップしたいということで准看護師から正看護師の資格をとって働いている人も多くなってきています。

正看護師と准看護師が仕事をする上で違うとこは?

21910
正看護師と准看護師が仕事をする上で何が違うか?というと、業務ということにおいては何ら違いはありません。

ただ、キャリアアップするという肩書きの面で、准看護師にチャンスはほぼ無い状況というのはあります。

attention現場でいくら活躍して頼りになる人でも准看護師という資格のままでいる限り、出世は難しいということが大きな違いということになります。

また日々のリーダーさんなどの役割も病院によっては准看護師にはつけないということもあるかもしれません。

(勿論、こういったリーダー業務は准看護師でもしているという病院もあります)

しかし、勤務しているスタッフ間で、正看護師だからとか准看護師だからという区別のもと働くということはないです。

上からの指示による振り分けがあっても、一緒に働く同士としては差はありません。

だけど、やっぱり毎日同じように働いて、人によっては勉強家で正看護師よりも知識・技術ともに上なのに出世がない、しかも明らかにその人よりも仕事に対する姿勢の乏しい人が出世していくという環境の中で働き続けることは、精神的に耐えられなくなることは当たり前のこと。

資格の違いが国家資格か否かということが、新人の頃はあまり関係なくてもずっと働き続けていく人にとっては、後々大きな差・大きな不満になっていっていってしまうということです。

准看護師ができない仕事

286247322f1c41e2342e3e14c3062f7e_s
准看護師ができない仕事は管理職ということになりますが、その他に「できない」というか「苦手とする」作業があります。それが、記録物作成というところです。

教育課程で一番差がでてしまうのでしょう。

准看護師や3年生の専門学校卒業の正看護師たちのほうが、より多くの実習時間を経験してから就職します。

技術面や雰囲気に慣れるというところでの強みとなっています。

その代わり、大学では実習の他に様々な教育を受けてきますので、アセスメント方法ですとか、医学的根拠、記録の作成方法などに長けています。

また、パソコンを使用して何かを作り上げる=看護研究をするというところも大きな特徴となります。

それぞれの教育課程で強み・弱みがあるのは仕方のないことですが、どうしても准看護師(特に今ほどパソコンなど電子機器が生活の中に浸透していない時代に教育を受けた場合)では、提供した技術とその効果について、アセスメントについて、言葉として記載するということが困難と思う場合もあるのかもしれません。

クリニックなどでは、准看護師の求人を多く見受けます。

しかし注意書きに「電子カルテ導入」など敢えて記載があるのはこういった理由からだと思われます。

大きな病院では看護研究をする必要がどうしても生じてきます。

サブとして入ることは可能でしょうが、メインでこなしていくということも考えにくいのかもしれません。

准看護師でもできる派遣のお仕事

21911
派遣のお仕事で検索していると大学病院などの大きな病院以外であれば、多くのところで准看護師の募集も一緒に行われています。

一部のクリニック・診療所などでは「准看護師募集」となっているところもあるくらいです。

大きな病院では診療報酬=経営・研究資金が一番の目的ですが、クリニックや診療所では、即戦力となって技術の高いスタッフを望んでいることが見受けられます。

クリニックでも、美容クリニックから耳鼻科・小児科など単科クリニック何でも求人がみつかります。透析や救急外来でも募集のあるところがあります。

acceptこれまでの経験にあったお仕事探しをすることが十分にできるのです。准看護師でもできるではなくて、准看護師も正看護師と同じように選択しながら派遣のお仕事ができます。

准看護師のお給料の話

8c0822942c24ab5bf27703cbc1267dc6_s准看護師さんが、経験年数を重ねていく中でキャリアアップという部分のほかにもう1つ不満となりやすいのが「お給料」のことではないでしょうか?

資格が正看護師というだけで、平均月収で5万円近く違うといわれています。

時給でも200~300円近く差があるところもあります。

就職で入る場合も派遣で働く場合も、正看護師とのお給料の差があるのは、資格の違いというところで仕方のないことなのです。

給料UPを望むのであれば、やはり正看護師の資格をとることが一番近道なのかもしれません。

派遣でお仕事を探すときは、やりたい仕事をまずは決めてから正看護師との時給の差もみながら探すということもポイントの1つとなります。

介護系のお仕事ですと、殆ど差がなく時給で50円程度差をつけているだけというところもあります。

派遣で働く准看護師さんはどんな人?

kan4准看護師で、派遣という働き方を選択する人はどんな生活をしているのでしょうか?

働きながら正看護師の資格を取るための勉強をする人もいますが、夜勤をしながらプライベートな時間を勉強に費やすということが難しい人は、派遣のお仕事で自由な時間を多くとりまずは資格をとることに集中するという方法があると思います。

晴れて正看護師の資格をとってから、条件のよいところに就職するという流れがあるのではないでしょうか。

その他、育児や介護のために。体調管理のために。

全く働かないのもつまらないので、少しだけお小遣い稼ぎでなんて理由から派遣で働いていらっしゃる人もいますよね。

准看護師でも、これだけ多くの市場があればいくらでもプライベートを重視しながら活躍できる場所があります。

准看護師でもできる派遣のお仕事の探し方

21922
「准看護師だから派遣では働けないということはない!」と分かったら今度はお仕事探しをしなくてはいけません。

色々な転職サイトをパソコン上で見ていると、どうしても正看護師とのお給料の差が目についてしまいます。

正看護師と同等、更には高い時給が書かれているところなんて1つもありません。

だからこそ、きちんと転職サイトに登録してこれまでの経験をかってもらう必要があるのです!

あくまでも紙面上にある時給設定は標準です。

これまでの経験や専門性を訴えることで、担当コンサルトの方が代行して交渉してくれる可能性もゼロではないということです。

特に紹介派遣という形のものの場合、試用期間は低賃金であっても実力によっては昇給する可能性はあるということも知っておくとよいかと思います。

ただ、これはどこの施設でも通用することではないので院長先生の考え方や、その人と院長先生の相性や色々な環境から生まれるものでありますので、より内部事情について知っている転職サイトを利用しながらそういったところを探すというのも、時間が少しかかるかもしれませんが1つの方法と考えられます。

諦めずにチャレンジしてみる価値はあるというわけです。

いろいろな転職サイトに複数登録して、比較検討することが良い職場探しの近道ですね!

>>転職サイトはなぜ複数登録がいいの?